K-r
初心者的に何の不満もないエントリーモデル
- エントリーグレード
- APS-C
- 4段手ブレ補正
- 内臓フラッシュ
- ローパスセレクター
- デュアルスロット
- -10度耐寒
- 防塵防滴
- センサーCMOS
- センサーサイズAPS-C
- 有効画素数1240万画素
- ISO感度100-12800
- 連射速度6枚/秒
- 高さ97mm
- 最大径125mm
- 奥行き68mm
- 重量598g
無難にブラックを買いました。
エントリーモデルとしてしっかりとハートをわしづかみにしてくれたカメラ。
- ISO1600でも実用的な高感度性能
- 4段分のボディ内手ブレ補正
- エントリーモデルとして扱いやすいコンパクトサイズ
- 多彩なカラーバリエーション
- 動体AFは苦手
実際に使用してのレビュー
画質
初一眼ということで当初は何を撮っても満足という状況だった。当たり前のことだがコンデジやiPhoneのカメラと比べると精細感やクリアさがやっぱり違う。例えキットレンズでも。
のちにK-5を買ったが画質に関してはさほど大きく変わったという印象はなく、K-rでも十分に満足。
高感度耐性も高く被写体にもよるがISO1600までは常用できる画質。
使い勝手
とりあえずシンプルな操作系で使いやすい。
メニュー等の操作性は一眼各社の中でもペンタックスはよい方なのではないかと思う。操作系はコンパクトでよくまとまっており、実機を触って試したときなど最初から一番スムーズに操作できたのはペンタックスだったので。
手ぶれ補正
ボディ内補正のためすべてのレンズで手ぶれ補正が効く。やはり夕景や室内といった光量の少ない状況では手ぶれ補正ありがたい。
特に中望遠以上のレンズでは確かな効果が実感できる。
バッテリー
一日かけて数百枚撮影しても問題ない。が、旅行などで連日使用する場合は二日目で切れてしまうので充電は毎日したいところ。
キャンプ旅などで充電できない場合は予備バッテリーが欲しい。
オプションの単3電池ホルダーを使えば市販の単3電池やエネループも使える。普段は専用バッテリーを使った方が軽いし付け外しもしやすいので便利だが、旅先などでは単3電池が使えると安心感がある。
と言いつつ荷物を増やすのが疎ましくなって使わなくなってしまったが。
オートフォーカス
キヤノンやニコンに比べると弱いと言われる部分だが、動きの少ない被写体相手には特にストレスを感じることはない。動体を撮るとなるとまた違うのだろうが。
携帯性
エントリークラスの一眼レフとしては最小の機種。
加えてリミテッドレンズのようなコンパクトなレンズを装着すればシステム全体としては他社の追随を許さない。
ミラーレスには負けるが、光学ファインダーを備えた機種としては最も携帯性に優れていると言っていい。
総評
エントリー機種として申し分ないカメラ。
コンパクトで高感度にもそこそこ強く手ぶれ補正付き、と初心者が気軽に一眼レフを楽しむための要素がしっかりと備わっている。
中級機の使い勝手を知ってしまうとエントリー機には戻れないが最初の一台がこれで良かったと思う。
カラーバリエーションがあるのに無難に黒を買ったのだけが悔やまれる。
このカメラに関するメモ
他社の競合機種
エントリーモデル。
メーカー | 機種 |
---|---|
キヤノン | KissX5 |
ニコン | D3000, D5100 |
ソニー | α33 |
関連用品
バッテリー
あれば安心予備バッテリー。
撮りまくらなければ1日持つが念のためあれば万全。
念のためは単3電池ホルダーに任せるという手もあるけど。
単3電池ホルダー
少々割高に感じるがあれば安心。
単3信者必携のアイテム。
O-GPS1
GPSとして使えると言うことで、実はこいつのせいでペンタックスのカメラを選んだという、個人的にいわくつきのアイテム。
アストロトレーサーで手軽に星を点のまま撮影できる。50mm以上のレンズではK-5に比べて追尾時間は短いという制限がある。
直線ナビはよく分からない。
Spec | |
---|---|
有効画素数 | 約1628万画素 |
撮像素子 | 23.7×15.7mmサイズCMOS、総画素数 約1693万画素 |
記録媒体 | SDメモリーカード、SDHCメモリーカード |
インターフェース | USB2.0、AV出力端子、外部電源端子、外部レリーズ端子、Xシンクロソケット、HDMI出力端子、ステレオマイク入力端子 |
ファインダー | 視野率100% 約0.92倍 |
シャッター | 1/8000秒〜30秒 |
連写 | 7コマ/秒 |
幅 x 高さ x 奥行き | 131mm x 97mm x 73mm |
質量 | 660g |