pentax memo

現在使っている雲台

普段使っている雲台とそのミニレビュー。

最終更新: 2019-11-09

Arca Swiss D4ギアヘッドクイック

アルカスイスのスゴイタカイ雲台。D4ギアヘッドクイック。耐荷重30kg。

垂直チルト水平チルトの調整をギアで行うことができる自由雲台。パンはノブを緩めて行うので完全なギア雲台に比べると少し物足りないが、それでも構図の微調整をかなり素早く確実に決めることができる。
ロックフリーボタンを緩めれば単なる自由雲台のようにも使うことが可能。

割と大柄な雲台ではあるがまだ自由雲台の範疇で、さほど労せず携行できる。

クランプをKirkのノブ式に換装したものを使っていて、このクランプがまた非常に良い。軽くひねればスッと緩めることができ、また軽く締めればカッチリ固定することができる。

実は少し試して売ろうかと思っていたのだが風で三脚倒れて傷物になってしまったという経緯があり、結局そのまま使っている。

なお同じD4シリーズとほぼ同じ形でD4 M(マニュアル)シリーズがあるが、ギアヘッドじゃないものは普通の自由雲台なのであんまり買う価値はない気がする。
いやきっといい雲台には違いないだろうが、もっと安くて十分にクオリティが高いものがあるので。

最近はレオフォトから同じギア付きタイプの自由雲台が比較的安価に出ている。

Arca Swiss D4ギアヘッドクイック

Arca Swiss モノボール Z1

アルカスイスのカナリタカイ雲台。モノボール Z1。耐荷重59kg。

単に耐荷重が高く堅牢な造りであるというだけでなく非常に高精度な造りをした自由雲台。動作が滑らかで使っていて気持ちが良い。

フリクションコントロールでカメラを動かす時にボールにかかる摩擦(フリクション)を大きくしたり小さくしたりすることができ、おおまかにざっくり合わせた後少しずつゆっくり動かすといった使い方が可能。
ギア雲台には及ばないものの構図の微調整がかなりやりやすい。

ただ純正のクランプはあまり良くないのでKirkのものに換装して使っている。Kirkのノブ式は非常に具合がいい。最近のZ1はこの換装が難しいらしい?

中型雲台と比べれば一回り大きいが、大型三脚と組み合わせるには良いバランス。この雲台と釣り合う三脚を持ち歩ける人なら携帯性が悪いとは感じないはず。

実は少し試して売ろうかと思っていたのだがなにかの拍子に三脚倒れて傷物になってしまったという経緯があり、結局そのまま使っている(なぜ高い雲台に限って傷物にしてしまうのか)

まさに自由雲台の最高峰といった出来で価格なりの価値はある。

Arca Swiss モノボール Z1

Manfrotto ギア付きジュニア雲台 410

パン、チルトの調整をギアによって行うギア雲台。耐荷重5kg。

一般的な3WAY雲台や自由雲台と違って確実な構図の微調整ができて重宝する。携帯性に少し難がある以外はパーフェクトな雲台。
これが2万円ちょいは正直安い。

サイズがちょっと大きくて三脚につけたままだと三脚ケースに入らなかったりするが、取り外しての運搬も少し大きめのレンズ一本分のスペースがあれば可能。
常時携帯するのは個人的にはきついが、車移動が主な人なら大丈夫かもしれない。

屋内のブツ撮りや長時間動かないで撮る花火撮影で利用している(どちらも頻度は少ないが)

Manfrotto ギア付きジュニア雲台 410

梅本製作所 SL-40ZSC

梅本製作所の小型自由雲台。耐荷重3kg。

ミニ三脚や一脚にちょうどいいサイズなのでそれらの組み合わせでよく使っている。
ノブを緩めることでチルトできるのは通常の自由雲台と同じだが、締まった状態からわずかに緩めることでパンとフリクションコントロールができると言う機能がついていて、これが慣れると非常に使いやすい。

リーズナブルな価格で高精度な雲台が欲しければオススメ。

梅本製作所 SL-60ZSC

梅本製作所の大型自由雲台。耐荷重5kg。

SL-40ZSCと同様に非常に使いやすい雲台。
フルサイズ機に望遠レンズとの組み合わせでも安定して使用でき、Z1やD4ギアヘッドが来るまではメインの雲台として活躍していた。

リーズナブルな価格で高精度な雲台が欲しければオススメ。