COSINA Carl Zeiss Distagon T*2/28 ZK

ツァイスならではの描写力を持つハイスピード広角レンズ

Good

  • F2の明るさ
  • 美しいボケ味
  • 開放からシャープ
  • 立体感がよく出る
  • 色ノリが鮮やか
  • 質感や階調が豊か
  • 逆光に強い
  • けっこう寄れる(最短撮影距離24cm)
  • 無限遠のピント合わせが簡単

Bad

  • 像面湾曲により絞らないと周辺が安定しない

ディスコンにつられて手にしてしまった一本。
写りも造りもハイクオリティによくまとまったレンズ。


描写の傾向

ツァイスらしいハイレベルな描写をするレンズで、階調、発色、ボケ味すべてが素晴らしい。
開放からシャープな写りで解像力もかなり高く、しっとりときめの細かい質感描写が印象的。

割と顕著な像面湾曲があり、F5.6からF8辺りまで絞らないと画面全域が安定しないのは玉に瑕だが、風景撮影ではほとんどF8以上に絞るので大きな問題とは感じない。
風景以外でもちょっとしたスナップや被写体によって大きく写すような用途ではほぼ気にならないだろう。

逆光耐性はまずまず。ゴーストやフレアは良く抑えられていて、フレームに強い光源をいれた場合でも派手に出ることはない。
また歪曲や周辺減光もほとんど気にならない。色収差も良く抑えられていて信頼できる性能を持っている。

と、APS-Cでは文句のない性能だが、しかしフルサイズでは遠景で四隅から周辺部にかけての色収差がわずかに気になることがある。
周辺減光も開放ではかなり大きく、解消させるには2段ほど絞る必要あり。一方で歪曲はフルサイズでも良く抑えられておりかなり良好。


使い勝手

フルサイズでは28mmと最もスタンダードな広角レンズの画角。開けた場所ではふと見渡した視野と一致するので使いやすい。
APS-Cでは約43mmと広角寄りの標準レンズの画角となり、安定した光学性能と相まって使いやすい。

ぐっと寄ることができるレンズなので被写体を大きく写すことも可能。ボケがきれいでうるさくならないので安心して寄れる点もポイントが高い。

他のツァイスレンズ同様にピントリングのトルクは重めだがスムーズでMFが楽しくなる。


携帯性

明るさをF2に抑えてあることでF1.4クラスのレンズに比べると大幅にコンパクトになっている。
重量はそれなりでズッシリくるが、カメラ装着時のバランスは良く、程よい重さがかえって扱いやすいくらい。


総評

満足度は100点。

何よりもツァイスレンズならではのきめの細かい描写が何より魅力的。
絞って風景撮影するも良し、寄って広角マクロ的に使うも良し。画角的にも使いやすく汎用性が高い。


手ぶれ補正

ツァイスレンズで手ぶれ補正を使えるのはペンタユーザーの特権。
正しく動作させるために焦点距離入力を間違わないように。


関連用品

フィルター

フィルター径が58mm。FA31やDA★55といった良いレンズと共通なのはいいかんじ。
Distagonの中では2.8/25および2/35と共通。

Amazon ケンコー Zeta EX サーキュラーPL

最終更新: 2018-06-07


 
Spec  
フルサイズ対応
APS-C利用時換算 43mm
構成枚数 8群10枚
最小絞り F22
最大撮影倍率 0.21倍
最短撮影距離 0.24m
フィルター径 58mm
最大径 x 長さ 65mm x 69mm
質量 530g
絞り羽根枚数 9枚

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