2016-07-07

早朝から霧ヶ峰ハイキング。
まずは霧の駅から車山肩を経由して車山山頂へ。
天気は晴れだが山には雲がかかっている。と言うわけで登るにつれて霧。
スタート地点から山頂までの標高差は1674mから1925mで251mしかない。
高尾山より傾斜ゆるい。にもかかわらず全行程で素晴らしい眺望がある。カジュアル登山者にはこれ以上ないという程の登山道だ。
登頂の後は車山肩に引き返して車山湿原、蝶々深山、物見岩を経由して八島ヶ原湿原。
晴れて強い日差しの中を歩く。それでもさほど暑くないのがありがたい。
しかし紫外線は厳しくて2時間くらい腕まくりしてたら真っ赤な火傷状態になってしまった。
高地の紫外線は侮れない。長袖必須。
ハットと偏光グラスも持ってて良かった。
気軽に歩けるコースではあるが装備はしっかりと。

昼は八島山荘でカツカレー1200円。高くて不味いパターンかと思いきや予想外にうまかった。空腹のスパイスが効いてた可能性もあるが。
昼食の後は沢渡を経由して車山肩、霧の駅まで歩いて戻る。
実は八島ヶ原湿原からはバスで戻るつもりだったのだが次のバスが二時間後と言う。田舎のバス舐めてた。
結局5時から15時まで10時間、昼食時以外はずっと歩いていた。これはさすがに歩きすぎ感。
昼には宿に戻ってる予定だったんだけどなあ・・・いい運動にはなったが足が痛い。

ニッコウキスゲが五分咲きくらいだった。しかし近年鹿にやられて限られたエリアでしか見られず、群落は電気柵に囲まれている。
これは呼び物としては正直寂しい限り。
「霧ヶ峰 ニッコウキスゲ 全滅」でググると切ない。
登山道の脇にたまにいるはぐれキスゲは希有な生き残りというわけか。
鹿ヤバいな。夜道をバイクで走っていてもエンカウント率高いし。


野鳥の姿を見ることが多いのも楽しかった。
コースタイムより大幅に時間がかかっているのは何か出てくるたびにカメラを構えていたせいでもある。
しかし200mmでは色々と厳しい。
車山肩の横のニッコウキスゲ群落の周りには三脚と大砲を担いだカメラマン多し。
自分も次はDFA150-450でも持ってこようかな。
今日も霧ヶ峰で素泊まりなので夕食のため諏訪市街へ下りる。
上諏訪のとんかつ丸一に行ってみた。昼にカツカレーを食ったばかりだが、実は三食とんかつでも行ける男なんだ俺は。
頼んだのはロースカツ定食。でかい。後で調べたら350gだと・・・
今日はよく運動したからエビフライも追加で頼もうか(典型的ピザ思考)と一瞬思ったが、頼まなくて良かった。
厚切りなのに揚げが絶妙。うまい。
でも豚肉と油はそんなにいいもの使ってない気がした。惜しい。
衣の油が少しくどいのは厚切りで揚げ時間が長いのも関係しているのだろうか。だとしたら普通のとんかつの方がうまいかもね。次はそれを頼んでみよう。
ちなみにヒレは邪道なので頼まない。

薄雲が広がっていて夕焼けが期待できそうだったので、諏訪湖を見下ろす立石公園へ。
圧倒的な光景にシビれた。
撮影もそこそこに目を奪われていた次第。
こういう景色に出会える率が高まるのは風景写真を趣味にすることの良さだなあ。
日没後は見事な夜景も。
すっかり薄らいだ夕焼けも長時間露光するとけっこう色が出てくる。これもなかなかのコラボレーションだった。
なおこの後は七夕にちなんで天の川でも撮ってみようかと思っていたが、雲が広がってダメだった。代わりにあの夕焼けが見れたと思って諦める。
大満足の一日でしたよ。