APS-C 高倍率ズームレンズ
現行の高倍率ズームはDA18-135とDA18-270の純正2本。
流通在庫のみとなるがサードパーティとしてシグマの18-200がある。
現行品として購入可能なレンズ
APS-C用の高倍率ズームで現行品として購入できるレンズは純正2本、サードパーティ1本がラインナップされている。
smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
簡易防滴もついて旅行やアウトドアに便利な7.5倍の高倍率ズーム。
画質もまずまずでキットレンズよりもおおむね良い写りをする。
価格も手頃で135mmより長い望遠が必要なければDA18-270よりも良い。
Review | 価格.com | (https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0043RU52O/brass-22/ref=nosim/)
smc PENTAX-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM
広角から超望遠までカバーする15倍の高倍率ズーム。
画質よりも利便性を重視したレンズだが、広角~中望遠域ではキットレンズより良く写る。
ズームレンジが広いため汎用性が高く、望遠端で被写体をかなり大きく写すこともできるが、あまり寄れないレンズなのでテーブルフォトなんかは少し苦手。
Review | 価格.com | (https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0098ZZ0D0/brass-22/ref=nosim/)
Sigma 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO HSM Contemporary
シグマのContemporaryラインの11倍の高倍率ズーム。
画質も高倍率ズームとしては何の問題もなさそう。DA18-55とDA50-200を付け替えて使うのだったらこれ1本の方がいいかも。
生産終了品のため新品で買えるのは流通在庫のみとなる。
価格.com | (https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HS3DWNY/brass-22/ref=nosim/)
スペック比較
DA18-135 | DA18-270 | Sigma 18-200 | |
---|---|---|---|
開放F値 | F3.5-F5.6 | F3.5-6.3 | F3.5-6.3 |
広角端 | 18mm | 18mm | 18mm |
望遠端 | 135mm | 270mm | 200mm |
35mm判換算 | 27.5-207mm | 27.5-414mm | 27.5-307mm |
最大撮影倍率 | 0.24倍 | 0.26倍 | 0.33倍 |
最短撮影距離 | 40cm | 49cm | 39cm |
長さ | 76mm | 89mm | 86mm |
最大径 | 73mm | 75.8mm | 70.7mm |
重量 | 405g | 453g | 430g |
フィルター径 | 62mm | 62mm | 62mm |
防滴性能 | ◯ | × | × |
SPコーティング | ◯ | × | × |
円形絞り | ◯ | ◯ | ◯ |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 | 7枚 |
実売価格 | ¥46,700 | ¥61,130 | ¥45,650 |
実売価格は2020年8月現在のヨドバシ.comの税込み価格。ここから10%ポイント還元。
中古で探せるもの
純正ではなし。
サードパーティではタムロンやシグマのレンズがあるものの割愛。
選択のヒント
高倍率でもなるべく画質の良いもの
高倍率ズームということで画質いずれもエントリーグレードの域を出ないが、あえて言うならDA18-135の方が良い。
ただしDA18-135の広角端はあまり良くないので、広角端を良く使いそうならDA18-270の方がいいかもしれない。
ズームレンジ重視
高倍率はズームレンジの広さが正義と言うことでDA18-270。
アウトドアでの利用を重視
簡易防滴が付いているDA18-135が安心感高い。
旅行での利用を重視
ズームレンジの広いDA18-270がなにかと便利。
ただし最短撮影距離がほぼ50cmのため食事の写真などはやや撮りにくいので、必ず食事を撮ることにしていると言う人はDA18-135の方がいいかも。
今後のラインナップへの期待混じりの予想
特になし。
とりあえず純正で2本あれば十分と言うことで。