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APS-C 標準ズームレンズ

APS-Cで標準ズームとして使える純正レンズはDA18-55、HD DA18-50、DA17-70、DA16-85、DA★16-50、DA20-40リミテッド。
ハイグレードからエントリーグレードまで抜けのないラインナップに加えてリミテッドレンズのショートズームまで揃っておりなかなか充実している。

サードパーティではシグマの17-50、17-70 Contemporary、18-35 Artが存在し、これらも含めてかなりの選択肢がある状態となっている。

最終更新: 2020-08-20

現行品として購入可能なレンズ

APS-Cの標準ズームで現行品として購入できるレンズは純正6本、サードパーティ2本がラインナップされている。

smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL WR

エントリー向け標準ズーム。
上位のレンズと比べると画質はそこそこという評価になるが、それでもAPS-C一眼レフのポテンシャルを発揮できるくらいの性能は持っており、十分に写真を楽しむことができる。

画質以外の面では必ずしも上位のレンズに負けておらず、軽くて小さいので携帯性が高い、被写体に寄って大きく写すのが得意といった強みもある。

機能を省いたDA-L 18-55mmがレンズキットのキットレンズとして付属していた(現行ではキットレンズとしての販売はない)

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HD PENTAX-DA 18-50mm F4-5.6 DC WR RE

沈胴式で携帯性を高めたエントリー向け標準ズーム。
エントリーの枠からは出ないもののDA18-55より解像力などの光学性能も向上している。シャープでコントラスト高め。

コーティングをsmcに変更したDA-L 18-50mmがレンズキットのキットレンズとして付属している。

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smc PENTAX-DA 17-70mm F4 AL[IF] SDM

開放からしっかりとした描写を発揮するミドルクラスのF4通し標準ズーム。
さすがにエントリーグレードのレンズとは一線を画す画質を見せる。

後発のDA16-85に比べると解像力やメリハリなどは劣るが、ゆるさや柔らかさが欲しい時にはDA17-70の方が好ましいこともある。
自然でバランスのいい画質のレンズと言えるかもしれない。

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HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR

広角16mmスタートの広いズームレンジを持ち、画質的にも信頼性の高いミドルクラスの標準ズーム。
シャープでコントラストが高く、クリアなメリハリのある描写が特徴。

安定した光学性能と使い勝手の良さ、汎用性の高さから万人にオススメしやすいレンズ。
旅のスナップや風景撮影などに期待通りの働きをしてくれる。

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smc PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED AL [IF]SDM

いくらか癖はあるものの高い描写力を誇るスターレンズの標準ズーム。
描写力を最重視するならこのレンズが有力な候補となる。

色々とあって手放しではオススメできないのだが、多少の癖やトラブルは楽しめると言う人は是非行ってみてほしいレンズでもある。

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HD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4 ED Limited DC WR

リミテッドレンズ初のズームレンズ。通称リミズーム。
ズームレンジを抑えたショートズームとしたことで軽量コンパクトながらきめ細やかで高い画質を実現している。

ショートズームゆえにズームとしての使い勝手はやや劣るが、画質的に信頼性の高い焦点を使っているのと同じ感覚で使えるのは楽しい。

取り回しの良さから気軽なスナップに適しているのはもちろん、高い性能ゆえに風景撮影などにもしっかりと対応できるレンズ。

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Sigma 17-50mm F2.8 EX DC HSM

シグマの現行のContemporaryラインやArtラインができる前のレンズ。

F2.8通しの大口径レンズにしては安価で、純正のエントリーグレードのレンズ並みの価格で手に入る。
それでいて性能はミドルグレードかそれ以上のものを持っているので非常にお買い得。

生産は終了して流通在庫のみなので興味があれば早めに試すべし。

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Sigma 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM Contemporary

シグマのContemporaryラインの標準ズーム。
性能的にはミドルグレードのレンズで、使い勝手が良く写りも良い。しかも割と安いというナイスなレンズ。

コストパフォーマンスを高めるために造りに少し妥協があるのか、使っているうちに自重でズームが伸びてしまうようになるのだけが惜しい。

生産は終了して流通在庫のみなので興味があれば早めに試すべし。

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Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art

ショートズームながらズームレンズとしては破格のF1.8通し。
F値的にも描写力的にも単焦点を数本集めてこねてまとめたかのような脅威のズームとなっている。

ズームレンジが狭く、サイズが大きく重いなどの難点もあるが、それを措いても画質重視で選ぶ価値があるレンズ。
現行のKマウントの標準ズームの中で最も性能が高い。

生産は終了して流通在庫のみなので興味があれば早めに試すべし。

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スペック比較

  DA18-55 HD DA18-50 DA17-70 DA16-85 DA★16-50 DA20-40 Sigma 17-50 Sigma 17-70 Sigma 18-35
開放F値 F3.5-F5.6 F4-F5.6 F4 F3.5-F5.6 F2.8 F2.8-F4 F2.8 F2.8-F4 F1.8
広角端 18mm 18mm 17mm 16mm 16mm 20mm 17mm 17mm 18mm
望遠端 55mm 50mm 70mm 85mm 50mm 40mm 50mm 70mm 35mm
35mm判換算 27.5-84.5mm 27.5-76.5mm 25.5-105mm 24.5-130mm 24.5-76.5mm 30.5-61.5mm 37.5-76.5mm 25.5-105mm 27.5-53.5mm
最大撮影倍率 0.34倍 0.23倍 0.31倍 0.26倍 0.21倍 0.20倍 0.2倍 0.357倍 0.232倍
最短撮影距離 25cm 30cm 28cm 35cm 30cm 28cm 28cm 22cm 28cm
長さ 67.5mm 41mm 93.5mm 94mm 98.5mm 68.5mm 91.8mm 82mm 121mm
最大径 68mm 71m 75mm 78mm 84mm 71mm 83.5mm 79mm 78mm
重量 200g 158g 485g 488g 565g 283g 565g 465g 810g
フィルター径 52mm 58mm 67mm 72mm 77mm 55mm 77mm 72mm 49mm
防滴性能 × × × ×
SPコーティング × × ×
円形絞り × × ×
絞り羽根枚数 6枚 7枚 7枚 7枚 9枚 9枚 7枚 7枚 9枚
実売価格 ¥25,900 ¥29,480 ¥- ¥64,590 ¥90,700 ¥68,700 ¥- ¥37,960 ¥92,400

実売価格は2020年8月現在のヨドバシ.comの税込み価格。ここから10%ポイント還元。

DA17-70はヨドバシでは販売無し。在庫店が顕著に減っているので流通在庫のみでディスコンの模様。
シグマレンズのKマウント版はすべて生産終了しているので流通在庫のみ。17-50はヨドバシではすでに在庫がない。

選択のヒント

使い勝手重視

DA16-85がオススメ。
携帯性も手頃で、ズームレンジが広く、接写性能もそこそこで、簡易防滴。そして性能的にも申し分ない。

次点でシグマの17-70も良い。

広角端16mmにこだわる

標準ズームの広角端はなるだけ広いとありがたい。
現行のレンズで最も広い16mmから選ぶとなるとDA16-85かDA★16-50となる。

17mmスタートでも換算27.5mmとまあまあ十分ではあるもの、やはり広角の1mmの価値は高い。

F値にこだわる

本当にF値最重視ならショートズームになるがF1.8通しのシグマの18-35を。
ショートズームはちょっと、と言うことなら標準的なズームレンジでF2.8通しのDA★16-50かシグマの17-50が候補となる。

描写力重視

シグマの18-35が圧倒的性能。
次点でDA★16-50やリミズームだろうか。

携帯性重視

画質に妥協してDA18-55やHD DA18-50という選択肢。
またはズームレンジに妥協してリミズームという選択肢がある。

コストパフォーマンス重視

シグマの17-50か17-70か。

これらの流通在庫がなくなったらDA16-85が一番コスパ高いということになるのかな。

バランス重視

画質、使い勝手、携帯性もろもろのバランスを加味して選ぶとDA16-85かシグマの17-70あたりがオススメ。

今後のラインナップへの期待混じりの予想

APS-C用の標準ズームは充実していてラインナップ的に特に問題はない。
最上位の純正レンズが何かと癖のあるDA★16-50であることが少しだけ問題だが、これもいずれロードマップのHD DA★16-50が解決してくれるだろう。

それにつけてもシグマレンズがなくなってしまうのは惜しい。

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