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APS-C 中望遠単焦点レンズ

現行のAPS-C用の中望遠単焦点はDA50、DFA★55、HD DA70があり、ほかにフルサイズ用のレンズで中望遠として使えるものがFA50、DA★50、DFA50マクロ、FA77、DFA★85。
エントリー向け、リミテッドレンズ、スターレンズときれいに揃ってなかなか充実している。

最終更新: 2020-08-24

現行品として購入可能なレンズ

APS-Cで標準単焦点として使えるレンズは現行品として純正7本がラインナップされている。

smc PENTAX-DA 50mm F1.8

APS-C用のエントリー向け中望遠単焦点。
安価ながら高い描写力を持ちコストパフォーマンスが高い。

F1.8の大口径レンズなので初心者が一眼レフならではのボケを堪能するにももってこい。
もちろんベテランが使っても何の問題もない。

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smc PENTAX-DA★55mm F1.4 SDM

開放から優れた描写力を発揮する中望遠レンズ。35mm版換算の焦点距離はポートレートレンズの定番である85mmに近い84.5mmとなる。
スターレンズとしては最も安価で、ある意味コストパフォーマンスが高い。

類似したスペックにDFA★50と言うさらに性能の高いレンズが登場したが、そちらはサイズが大きく重いので使用感がかなり変わる。
どちらを選ぶかはじっくり検討した方がいいだろう。

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HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited

DAリミテッドの中でも艶やかで際だった描写力を持つ中望遠レンズ。
画角はやや望遠寄りとなるため、人の目で注視したものがちょうどフレームに収まる75mm~85mm前後のレンズに比べると少し狭さを感じることも。

リミテッドレンズらしく軽量コンパクトで携帯性が高く、取り回しも軽快なのがこのレンズの良さ。パンケーキ中望遠。
ポートレート用途では威圧感がないため被写体の自然体を引き出せるというメリットもあるとかないとか。

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HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW

フルサイズで最高水準の標準レンズはAPS-Cで使うと最高水準の中望遠レンズとなる。
解像力や細やかな描写など、何より描写性能を重視するならこのレンズを選べば間違いがない。さすがの最新鋭スターレンズ。

ただし大きく重いレンズなので、APS-Cのボディでも小さめのエントリー機などとはややミスマッチ。
バランス的には少し大きめのミドル機以上と組み合わせた方がいいだろう。

電磁絞りのため古いボディでは使えない点には注意。

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smc PENTAX-FA 50mm F1.4

フルサイズにおける基本の標準単焦点。APS-CではF1.4の明るさを持つ中望遠レンズとなる。
最近のレンズと違って開放描写がかなり柔らかい。これはとにかくシャープさが欲しい場面ではデメリットだが、ポートレートではメリットとなることも。

絞ればしっかりシャープで単焦点らしい信頼性の高い写りとなるが、この大きな描写の変化はまあまあ玄人向きなレンズと言えるかもしれない。

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smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

フルサイズ用のFAリミテッドの中望遠単焦点。
APS-Cでも一応中望遠だが画角はかなり望遠寄りとなる。もしかするともはや望遠レンズかもしれない。

小さなボディと組み合わせての違和感のないサイズで、携帯性の高さと取り回しの良さは相変わらず。
描写力も極めて高く、画角に問題がなければ一も二もなくオススメ。

ペンタックスユーザーならば避けて通れないレンズのうちの一本。

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HD PENTAX-D FA★85mm F1.4 ED SDM AW

描写性能極振りのフルサイズ用中望遠スターレンズ。
予算が潤沢にあるなら是非とも手を出してみたい一本。

APS-Cで利用した場合の換算130mmはほとんど望遠に近いが、一応135mmをボーダーとして中望遠に分類する。
本来の85mmとは少し勝手が違ってくるが、十分ポートレートにも使用可能。

電磁絞りのため古いボディでは使えない点には注意。

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smc PENTAX-D FA Macro 50mm F2.8

フルサイズ用の標準マクロレンズ。APS-Cでは中望遠マクロとなる。
マクロ以外の撮影でも安定した画質を発揮するため、マクロもこなせる汎用性の高い中望遠レンズとして使うことができる。

鮮やか傾向の他のペンタックス純正レンズに比べると、やや忠実寄りのニュートラルでおとなしめの描写になるのは好みの分かれるところかも。
他に比べて開放F値がF1.4やF1.8に比べて劣るF2.8になってしまう点は不利だが、どこまでも寄っていけるクローズアップの自由度はプラスと言える。

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スペック比較

  DA50 DA★55 HD DA70 DFA★50 FA50 FA77 DFA50マクロ
開放F値 F1.8 F1.4 F2.4 F1.4 F1.4 F1.8 F2.8
焦点距離 50mm 55mm 70mm 50mm 50mm 77mm 50mm
35mm判換算 76.5mm 84.5mm 107mm 76.5mm 76.5mm 118mm 76.5mm
最大撮影倍率 0.15倍 0.173倍 0.12倍 0.18倍 0.15倍 0.14倍 1.0倍
最短撮影距離 45cm 45cm 70cm 40cm 45cm 70cm 19.5cm
長さ 38.5mm 66mm 26mm 106mm 37mm 48mm 60mm
最大径 63mm 70.5mm 63mm 80mm 65mm 64mm 67.6mm
重量 122g 375g 131g 910g 220g 270g 265g
フィルター径 52mm 58mm 49mm 72mm 49mm 49mm 49mm
防滴性能 × × × × ×
SPコーティング × × ×
円形絞り × × ×
絞り羽根枚数 7枚 9枚 9枚 9枚 8枚 9枚 8枚
実売価格 ¥13,440 ¥60,640 ¥46,700 ¥127,770 ¥37,510 ¥88,350 ¥42,460

実売価格は2020年8月現在のヨドバシ.comの税込み価格。ここから10%ポイント還元。

中古で探せるもの

smc PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited

HD版よりクリアさが劣る代わりにいくらか安い。
基本的な描写の傾向やパンケーキ中望遠としての使い勝手は変わらないので、画質より価格を重視するならsmc版のDA70を選ぶのもひとつ。

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選択のヒント

画角による使い勝手の違い

換算75mm~85mm程度のレンズは人がものを注視した時の視野に近い画角をしていて使いやすさがある。
DA50、DA★55、FA50、DFA50マクロ、DFA★50など多くのレンズが該当する。

100mm以上となるHD DA70やFA77はそれに比べると望遠寄り。
望遠レンズとして遠くのものを大きく写すには有利だが、スナップ的に使おうとすると少し狭く感じることが多い。

ポートレート用途が主な場合

焦点距離的にも描写性能的にもどのレンズでもOK。

とりあえずのオススメはDA★55。高いレベルでバランスが良いので。

開放の柔らかさ重視でFA50という選択肢があるが、ただ時に柔らかすぎる感もあるので作例などをきちんと漁ってから考えると良い。

万能の中望遠が欲しければ

DFA50マクロが便利。
どこまでも寄っていけるのが楽しい。

描写力重視

とにかく画質重視ならDFA★50で決まりだろう。
高価で大きく重いというデメリットはあるが、光学性能という地力の高さが生み出す描写力は圧巻。

次点でFA77も素晴らしい。

携帯性重視

HD DA70のコンパクトさは素晴らしい。
ほかDA50、FA50、FA77なども。コンパクトな中望遠の選択肢が豊富で良き。

ラインナップの中では比較的大きめのDA★55やDFA50なども十分に携帯性が高いと言える。

コストパフォーマンス重視

安価で良く写るDA50がオススメ。
性能を考えるとスターレンズのDA★55もなかなかコスパ良い。

今後のラインナップへの期待混じりの予想

かなり充実していて不足がなく、ロードマップにも該当するレンズはないので当面ラインナップに変化はないと思われる。
smcレンズのHD化などはもしかするとあるかも、程度。

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