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フルサイズ 中望遠単焦点レンズ

現行の中望遠単焦点はDFA★85とFA77がラインナップされており、加えてAPS-C用のDA70もほぼ問題なく使用できる。
マクロレンズになるがDFA100マクロも中望遠レンズとして利用可能で、こうして見るとラインナップ的には割と充実している。

ほか生産終了品としてはFA☆85、シグマの85mm、タムロンの90mmマクロなどの高い評価を得ているレンズがある。

最終更新: 2020-07-05

現行品として購入可能なレンズ

smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

FAリミテッドの一角を担う中望遠単焦点。
コンパクトさから来る携帯性の高さ、取り回しの良さで中望遠スナップに比類なき威力を発揮する。

F1.9の開放からシャープで、何気なく撮った被写体が印象的な存在感を持って写る。ボケ味も素晴らしい。
また解像感が非常に高いため風景撮影にも適している。

ペンタックスユーザーならば避けて通れないレンズのうちの一本。

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HD PENTAX-D FA★85mm F1.4 ED SDM AW

最高峰のポートレートレンズとして性能に極振りして作られたスターレンズ。
大きくて重くて高価だが、その分画質は折り紙付きと言える。

ポートレートレンズとは言うものの、極めて高い解像性能を持つため風景に使っても良いだろう。

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smc PENTAX-D FA Macro 100mm F2.8 WR

やや望遠寄りの中望遠の画角を持つコンパクトなマクロレンズ。
マクロレンズでありながらも遠景までシャープに写せる描写性能を持ち、万能の中望遠として活躍できる。

そのため一本で色々と撮りたいという向きには非常に適している。
大きくぼかすには、明るさがF2.8と言う点で不利だが、より望遠でかつ寄ることができると言う点では有利。

現行の中望遠単焦点では唯一の簡易防滴。携帯性および汎用性の高さから旅のお供にも向いている。

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APS-Cのレンズで使えるもの

HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited

DAリミテッドの中でも際だった描写力を持つ中望遠レンズ。
本来はAPS-C用のレンズだがフルサイズでも十分に利用可能で、画角的にはむしろフルサイズで使った方が自然に使えて扱いやすくなっている。

四隅までカッチリ安定させたい場合はF8からF11くらいまで絞る必要があるが、目に付いた被写体をスナップしていくようなカジュアルな使い方では開放から不満なく使える。

また非常にコンパクトであるという点がこのレンズならではの良さ。大きなレンズと違って威圧感がないのでポートレートレンズとしては被写体を変に緊張させないと言うメリットもある。

気軽に使える中望遠として常時ポケットに忍ばせておきたくなる一本。

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スペック比較

  FA77 HD DA70 DFA100マクロ DFA★85
開放F値 F1.8 F2.4 F2.8 F1.4
焦点距離 77mm 70mm 100mm 85mm
最大撮影倍率 0.14倍 0.12倍 1.0倍 0.12倍
最短撮影距離 70cm 70cm 30.3cm 85cm
長さ 48mm 26mm 80.5mm 123.5mm
最大径 64mm 63mm 65mm 95mm
重量 270g 131g 340g 1255g
フィルター径 49mm 49mm 49mm 82mm
防滴性能 × ×
SPコーティング ×
円形絞り ×
絞り羽根枚数 9枚 9枚 8枚 9枚
実売価格 ¥96,200 ¥44,220 ¥49,280 ¥248,000

実売価格は2020年7月現在のヨドバシ.comの税込み価格。ここから10%ポイント還元。

中古で探せるもの

smc PENTAX-FA☆85mm F1.4 ED[IF]

銘玉と名高いフィルム時代のスターレンズ。
その表現力は今日でも色褪せていない。

ディスコンになってから久しいため、年々状態の良い中古を見つける難度は上がっている。満足のいく品に巡り会うにはじっくりと腰を据えて探す必要があるだろう。
今となっては調整で性能を復活させるのも難しいため、焦って状態の良くない品をゲットするのはオススメできない。

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Sigma 85mm F1.4 EX DG HSM

シグマの中望遠ポートレートレンズ。
このレンズも開放からシャープで定評がある。

超音波モーターの静粛性やデジタルらしいキレを期待するならば。

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smc PENTAX-FA Soft 85mm F2.8

独特の表現力を持った中望遠ソフトレンズ。

花撮りや人物ポートレートなどソフトフォーカスが効果的な被写体に。
また絞れば通常のレンズとしても使用できる。

クォーターマクロ相当のクローズアップ性能を持っており、中望遠レンズとしての汎用性は意外と高そう。

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Tamron SP AF 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 Model272E

柔らかい描写とボケ味から銘玉と評されるタムロンの90mmマクロレンズ。
その描写特性はマクロ以外でも魅力的。

遠景はややゆるいものの、近景からマクロ域にかけては素晴らしい描写力を発揮する。
その柔らかな写りはポートレートレンズとしても申し分ない。

純正レンズに比べるとサイズが大きく、汎用性もやや劣るが、安価なレンズにも関わらず描写力は甲乙付けがたいものを持っている。

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選択のヒント

基本的には

フルサイズ対応の現行品ということでFA77で間違いない。コンパクトで扱いやすく描写力も単焦点ならではの素晴らしさ。
または価格や好みの問題でHD DA70でも。

ただポートレート用途ならばロードマップの大口径中望遠を待ってみるのもひとつかもしれない。

ポートレート用途が主な場合

85mmにこだわるなら気合を入れてDFA★85をゲットするか、中古で状態の良いFA☆85を探すか。

またタムロンの90mmマクロはF値こそF2.8だが柔らかな描写でポートレート向き。

万能の中望遠が欲しければ

やや望遠よりにはなるが、マクロ域から遠景までシャープに写るDFA100マクロがいいだろう。
簡易防滴もついており、コンパクトでどこにでも携帯していける。

描写力重視

極みを目指すならDFA★85で決まりだろう。
あとはFA77の被写体をえぐり出すかのような立体感と解像感もやみつきになる。

しかしほかどれも水準以上の描写力は持っていて、好みで選んでも問題ないと言えば問題ない。

携帯性重視

HD DA70/DA70のコンパクトさは異常。
しかしFA77も十分にコンパクトなので、FA77を選んでもOK。

コストパフォーマンス重視

HD DA70かDFA100マクロがいいだろう。

今後のラインナップへの期待混じりの予想

ロードマップに載っていたDFA★85が出たので今後の展開はしばらくないだろう。

大砲としてのDFA★85のほか、高性能コンパクトなFA77とHD DA70といった他のマウントにはない選択肢もあり、問題がなさ過ぎて特に書くことはない。

おまけ 割と最近のMFレンズ

COSINA Carl Zeiss Planar T*1.4/85 ZK

繊細な描写とコントラストが素晴らしいポートレートレンズ。
フルサイズの登場でいよいよ本領発揮。

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COSINA VOIGTLANDER APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL Close Focus

クォーターマクロまでこなせるコンパクト中望遠。
同じ光学系のIIはもっと小さくてかわいい。いずれも描写力はかなり良好。

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COSINA Carl Zeiss Makro Planar T*2/100 ZK

大きい方のマクロプラナーさん。
ピントリング回すの大変だけど、いつも期待以上の働きをしてくれる。

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Samyang 85mm F1.4

現行品。コストパフォーマンス抜群の中望遠レンズ。
MFレンズながら描写力は確実にお値段以上。

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中望遠って焦点距離で言うとどこまで?

個人的には70mmから120mm未満が中望遠。
言い換えると120mmくらいからが望遠と思っているのだけど、このあたりは厳密な定義があるわけでもないので異論は認めます。

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